更新情報・お知らせ
- 最終報告を公開しました
- 12月4日に報告会を開催します
- 重要な地域の検討についてニュースで紹介
- 樹林性の鳥のV字回復についてニュースで紹介
- ニュースレターで東京の鳥の密度分布を紹介
- これまでの成果をニュースレターにまとめました!
- 2019年のデータを掲載しました!
- 東京都鳥類繁殖分布調査の説明会を開催します!
- 調査結果を更新しました
- イソヒヨドリ,ガビチョウ,ホンセイインコに注目ください
- 2017年の調査が開始!FAQを作成しました!
- 協力団体に八王子日野カワセミ会が加わりました!
- 協力団体に八丈ビジターセンターが加わりました!
- 協力団体に府中野鳥クラブが加わりました!
- 協力団体に東京環境工科専門学校が加わりました!
- 協力団体にリトルターンプロジェクトが加わりました!
- 協力団体に都市鳥研究会が加わりました!
- 協力団体に日本野鳥の会奥多摩支部が加わりました!
- 協力団体に日本野鳥の会東京が加わりました!
- 全国鳥類繁殖分布調査ニュースレター第7号に東京都鳥類繁殖分布調査の記事が掲載されました!
- ホームページ開設しました!
- 自然保護助成基金から伊豆諸島調査の助成が決定!
東京都鳥類繁殖分布調査
東京は超高層ビルが立ち並ぶ都心部から奥多摩地域、伊豆諸島や小笠原諸島といった島嶼部に至るまで様々な環境を有しています。そのため、東京では多くの鳥類が繁殖しています。本調査では東京でどんな鳥が繁殖しているのか明らかにします。
2017年から2019年までの調査で約900コースの調査を実施していますが、まだ未調査のコースもあります。是非、調査のご参加ください!
詳細は調査方法をご参照ください。
また、現在は以下のデータも募集をしています。
観察記録をご提供ください!(2016年以降のデータが対象です)
早朝のラインセンサスでは確認されにくい鳥類情報を募集しています。
フクロウなどの夜行性の鳥類や行動範囲が広い猛禽類などの観察情報をお寄せください。
特設ページ
繁殖分布調査とは
繁殖期における分布や繁殖状況を調べる調査です。鳥類の繁殖場所は草原であったり,河原であったり,住宅街であったりと鳥によって様々です。それぞれの鳥が「どういう環境でどの程度、繁殖をしているのか(=繁殖分布)」を知る事は,鳥類の保全をする上で重要な情報となります。
東京都では,1970年代と1990年代に2回,繁殖分布調査を行っています。2回の調査によって,70年代から90年代にかけて繁殖地が減少している鳥や増加している鳥が明らかになりました。たとえばヒバリは東京都西部で繁殖確認された場所(メッシュ数)が減少していましたが,これは農地面積の減少と一致しており,減少原因の1つと考えられます。このように,複数回の実施で各鳥類の繁殖分布の変化が分かり,植生などの環境データと比較することで,増加や減少の要因も考察することができます。
前回の調査から20年が経過しました。この間にも東京は環境が変化しており,鳥類もその影響を受けているはずです。そこで,2017年から2021年の間に東京の鳥類繁殖地分布調査を実施する事にしました。東京は面積が大きくないとはいえ,過去2回の調査では300地点以上,調査を実施しています。さらに今回はこれまで調査していなかった伊豆諸島や小笠原諸島も調査します。
これだけたくさんの地点を調査するには皆さまのご参加と協力なしには成功させることができません。是非調査にご参加ください!